あなたは今、自分のキャリアに自信を持てているか?
「このまま製造業にいていいのか」
「自分の経験って、他の会社で通用するのか」
「転職したいけど、何が武器になるのかわからない」
製造業で10年・20年とキャリアを積んできた人ほど、ある日ふとこういう思いが頭をよぎる。
頑張ってきたのに、自分の価値がわからない。
経験はあるのに、言葉にできない。
そういう人が、製造業には思った以上にいたりする。
私もそう。
だからこそ、このブログを書いている。
はじめまして。鷹杉タツヤです。
製造業で経験すること25年。
担当者・チームリーダー・プロジェクトマネージャーなどとして、設計・開発・新規事業開発を経験してきた技術畑出身だ。
樹脂製品の設計から始まり、カーエレクトロニクス、PC・スマートホン周辺機器、ヘルスケア機器、そして日用雑貨の事業開発まで。
技術派遣の会社から一部上場企業に派遣されたり、中小企業にも入って、業界をまたいでモノづくりの現場にい続けてきた。
一部には、こういう収穫物をあげた実績もある。
- 高級車メーカー向けカーオーディオの開発
- 技術派遣エンジニアとして上場企業の開発チームリーダーへ
- シェア40%を獲得したODM商品の新製品の立ち上げ
- 売上1億円超のiPhoneアクセサリーの企画開発
- 国立大学に世界初の技術の研究開発を委託
- 世界初となる技術を活用した企画と商品開発
でも正直に言うと、そのどれも「計画通り」ではなかった。
むしろ、計画通りにいったことの方が少ない。
技術派遣の会社から派遣先へ赴いたら前任担当者は異動後で引継ぎなしで始まった仕事、
海外出張先では中国人同士が中国語で通訳を介しながら打ち合わせを進める言葉の通じない現場、
通信機器の接続相手が無いまま推進しなければいけなかった開発業務。
そういう未知で想定外の積み重ねが、今の自分を作ってきた。
私を変えた2年間。引継ぎなし、毎月2週間の出張。
今でも鮮明に覚えている。
派遣エンジニアとして、大手メーカーの設計部門に配属された初日のことだ。
高級車メーカー向けカーオーディオの設計業務を任されたのに、前任者からの引継ぎはほぼなかった。
前任者は地方拠点への異動が先に決まっていて、「申し訳ないけど、何とかして。」というニュアンスだけが残された。
毎月2週間ずつ、中国の生産工場に出張することになった。
言葉の壁、文化の違い、初めての現場。
当時は北京語(普通語)も中国国内で通じない人が多い時代だった。
それでも製品は動かさなければならない。
納期は待ってくれない。
当時は正直、「なんでこんな状況に」と思っていた。
誰も助けてくれないし、正解もわからない。
ただひたすらに事が起きるごとに担当部署を質問攻めにし、目の前の仕事をこなすしかなかった。
でも今振り返ると、あの最初の2年間が自分のキャリアの骨格を作った。
その派遣先企業に派遣で入った第1号だった私は、2年後には同じルートで10人近くが同じ職場で活躍するようになっていた。
私一人が道を作ったわけではない。
でも、臆せず飛び込んだ先に、自然と道ができていたと思っている。
年を取るほど、チャレンジ精神は薄れていく。
これは残酷な事実だと思っている。
20代のころは「とりあえずやってみよう」が自然にできた。
失敗しても立て直せるエネルギーがあった。
失うものも少なかった。
でも30代・40代になると、守るものが増える。
リスクへの感度が上がる。
知らないうちに「無難な選択」を繰り返すようになる。
製造業のキャリアも同じだ。
気づいたときには
「転職したくても何が武器かわからない」
「今さら新しいことを始めるのは遅い」
という思考に縛られている。
でも、あなたの経験は確実に価値がある。
ただ、言語化されていないだけだ。
そして、その言語化は今からでも遅くない。
製造業PMの経験は、実は思った以上に希少だった?!
このブログを始めるにあたって、自分の経験を改めて棚卸しした。
そこで気づいたことがある。
製造業でPMをやってきた人間の視点は、思った以上に希少だということだ。
自分の経験は、自分だけものなのだ。
私が25年近くかけて積んできたものを整理すると、例えばこういうものがある。
- 納期を「縮める・伸ばす」両面から考える交渉思考
- 個別ヒアリングから始める合意形成の最短ルート
- 真っ暗な防波堤から飛び込むような「0→1」のエネルギー
- 現場・マネジメント・経営、3つの視座を持つこと
- 巻き込む言葉・行動量・誠実さ・素直さ
これは資格でも肩書でもない。
現場で叩き込まれた「思考と姿勢」だ。
そしてそれは、転職市場でも、キャリア設計でも、確実に価値になる。
あなたに一番伝えたいこと。
まずは臆せず、何でもチャレンジしてほしい。
「やりたい」と思ったことは、特にそうだ。
年を取ると、誰でも遅かれ早かれチャレンジ精神は薄れていく。
新しい自己開拓は、エネルギーがあふれている今がチャンスだ。
あの引継ぎなしの初日も、毎月の中国出張も、日本初の製品立ち上げも、世界初の技術開発への挑戦も。
振り返れば全部、臆せず飛び込んだからこそ得られた経験だった。
飛び込む前から、完璧に準備できることなんてない。
大事なのは、真っ暗な海でも「行くしかない」と決めることだ。
このブログで約束すること。
製造業で約25年にわたって経験から得た「思考と姿勢」を、キャリア戦略の文脈で正直に書いていく。
- 製造業PMとしての経験が転職市場でどう評価されるかがわかる
- 会議・交渉・合意形成の実践的なノウハウが得られる
- キャリアに悩む製造業の30〜40代が、次の一手を考えるヒントになる
スキルの話より先に、人間の話をしたい。
同じ製造業の現場で悩んできた人間として、押し売りせず、正直に書いていく。
それがこのブログのスタイルだ。
鷹杉タツヤ
製造業25年・開発PM・新規事業経験者